光ファイバーの新たな 領域

クラウド・コンピューティングや広域LAN, 高精細映像

クラウド・コンピューティングや広域LAN

クラウドコンピューティング
クラウドコンピューティングという言葉は、SES2006(Search Engine Strategies Conference & Expo 2006) の中で、グーグルCEOのエリック·シュミットによって紹介されました。この時の意味は、“単にインターネット上で境界のないサービスを提供するコンピュータの連鎖”というものでした。その後ガートナーによって “スケーラブルかつ拡張性の高いIT関連機能を、インターネット技術を使用して外部顧客へのサービスとして提供するコンピューティングのスタイル”として再定義されました。クラウドコンピューティングの出現によって、従来の机の上で全てを処理する孤立的な作業方法から、ユーザーが自由かつ容易にインターネット上で情報を取得し、共有できるウェブベースの作業方法へと、様々な意味で相互関連性がより強化されたスタイルに進化するのです。
 
KVM
KVM (キーボードビデオ/モニター、マウス)コンピューティングは、この3つだけでコンピューティングを行うものです。法人、銀行、小売、エンターテイメントなどのコンピューティング分野で一般化してきています。 KVMを使用すると、コンピュータのハードウェア(デスクトップPCおよびノートブックPC)、IT管理、およびソフトウェア等のシステム経費を節約することができます。同時に、KVMは情報のリークや侵害を防止し、優れた情報セキュリティを提供することができます。
このときサーバとKVMとの接続に光ファイバケーブルシステムを使用すると、より高い伝送速度、より長い伝送距離および混雑時の帯域維持や、高精細画像や動画の送信品質などにおいて大きな利点をもたらすことができます。
以前の光ケーブルは曲げや引っ張りなど取扱い性に関して、銅ケーブルとの間に大きな差がありました。POFCBendSafe®ガラス光ケーブルは、直径3.0ミリメートルの細いケーブルでありながら、引っ張り強度・側圧強度ともに銅ケーブルに比べて遜色なく、許容曲げ径も15mmと小さいものですので、KVM用などのすべての屋内・室内配線に理想的です。リールレス紙箱入りBendSafe®光ケーブルは、既存ビル内のケーブル張替え作業でも作業員一人でこなせる、軽くてコンパクトな梱包です。また、BendSafe®ケーブルは、光ファイバーと銅線のペアケーブルにもカスタム品で対応しています。
KVM向け光ケーブル
BendSafe®パッチコード
 
データセンター
データセンターは各種コンピューティング・サービスを行うため、サーバ、通信機器、ストレージシステム、ソフトウエアおよび電源・空調システムなどが複雑に組み合わせられた、大規模なコンピュータシステムを運用する組織です。
データセンターのブームは、ドットコム時代の到来ととともに、企業がインターネット上での存在を確立するために、高速インターネット接続と24時間ノンストップ業務の要求を行ったことによって発生しました。それ以来、大規模なデータセンターは、クラウド・コンピューティングサービスを提供し、ビジネスの継続性と情報セキュリティのニーズを満たすために、進化を続けています。データセンター内に設置されているコンピュータの整合性と機能性とを確保するため、高い基準で維持管理する必要があります。この高い維持管理基準の一部は、光ケーブルおよび銅線ケーブルの両用、電源と緊急バックアップ発電の両用による冗長性によっても実現されています。
データセンター向け光ケーブル
BendSafe®パッチコード
パッチコード
ファンアウト・ケーブル