用途

FTTHとアクセス系

FTTHとアクセス系

FTTHとCATV
日本ではFTTHは数年以内に100%に近い数字に達するものと思われます。そして今、通信会社に続いてCATV会社が、高い信頼性と、より高速化した帯域幅集約型サービス(インターネット接続、クラウドサービス、多チャンネルTV放送、VOD等)を提供するために、家庭内の光化も含めた10ギガビットイーサネットの普及に動き出しています...
 
FTTHから10GBASEまで(集合住宅および一戸建て)
光ファイバーは、ほとんどの通信ネットワークに浸透していますが、ラスト・ワンマイルでは銅ケーブルからの置き換えに際して、どうして困難に直面していたのでしょうか?住宅では家屋の構造や間取りが同一ということはあまりありません。そして、既に有線および無線が複雑に配線されていました。ですので、曲げることのできる光ケーブルが出現する以前は、太くて重い光ケーブルで住居に配線をするという、多くの困難を抱えた工法では現実性がありませんでした。その結果、問題の多いー 帯域幅があまり広くない、EMI問題がある、信号伝達距離が短く消費電力の多いー 銅ケーブル、同軸ケーブルなどがそのまま使用されていたのでした。
光ファイバーケーブルを屋内や室内で効果的に使用するためには、銅ケーブルなどと同様に容易に取扱いできるものでなければなりません。すなわち、曲げや引っ張り力に強く、便利で軽量な段ボール紙の箱に梱包され、そして現場で簡単に終端処理ができる光ファイバーケーブルの出現が待たれていました。 POFCのBendSafe®紙箱入り光ケーブルは、これらすべての要件を満たし、市場の幅広いご要望にお答えするものです。 BendSafe®紙箱入り光ケーブルは高い機械的強度(疲労係数nd>30)を誇り、狭い場所への配線および使用時の強い引っ張りや、タイトな曲げにも劣化しないガラス・ファイバー光ケーブルです。また、メカニカルスプライスを使用して迅速かつ容易にスプライスすることができます。POFCBendSafe®紙箱入り光ケーブルのもう一つの利点は、3.0ミリメートルのケーブル外径で、配線スペースの節約ができることです。
将来の光ホームネットワークのすべてのニーズを満たす光ケーブルです!
 
FTTH、10GBASE用製品
光コネクタ付きコード
光パッチ・コード

 

LAN(構内/オフィス/ホームネットワーク)
従来のLANシステムでは、ネットワーク配線に銅線同軸ケーブルまたはツイスト·ペアを使用します。一般的なLANシステムは帯域幅が100 Mbpsで、新しいものでは1 Gbpsまたはより高い帯域幅をサポートしています。しかし、その伝送距離は、銅線自身の持つ伝送距離の制限により、制限されています。また消費電力も高くなっています。 CAT5/CAT6の場合、最大配線距離は約100mです。さらに、LANの銅ケーブルは引張り強度が約110Nと繊細であり、角度の鋭い曲げを入れると帯域幅が大きく低下します。光ケーブルは、これら距離・曲げ角度・消費電力などの制約を破る、良い代替手段となります。
産業用途または家庭用途のどのような分野においても、さまざまなノイズ源によるEMIは問題となります。銅線ケーブルでノイズ対策を行うには、十分なノイズ遮蔽を実現するための高価なシールド構造体が必要となりますが、光ケーブルは、EMIの問題を完全に回避することができます。光ファイバは、また、消費電力に関しても大幅な節約をご提供します。
新しい技術や先端技術開発によって、高精細3Dテレビ、IPTV、オンラインゲーム、高品質なAVエンターテインメント、e-ラーニング、セキュリティなどのさまざまな魅力的なアプリケーションが、インターネットに接続することによって家庭に導入されつつあります。現在ほとんどのホームネットワークはCAT5/CAT6銅線ケーブルで構築されていますが、これら帯域幅を必要とする多くのアプリケーションの登場によって、銅ケーブルでは帯域幅や伝送距離が不足するようになりました。
 
LAN用製品
光コネクタ付きコード